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小型バイオマス発電所「いいづな お山の発電所」 
本発電所は、平成15年度長野県産材供給体制整備事業(森のエネルギー推進事業)として、長野森林資源利用事業協同組合殿にて実施されました。
未利用資源であった林野廃材をバイオマス燃料としてリサイクル利用することにより、廃棄物処理費用の大幅削減を図るとともに、クリーンエネルギーとして電気を安定供給する、1,300kWの発電所として建設されました。発生電力のうち、300kWは所内動力用に使用し、1,000kWを電力会社に売電しております。

*本発電所は木質燃料100%の発電所として、RPS法(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法)認定を受けております。

ボイラ仕様及び運転データ表

ボイラ型式 2胴自然循環式 よしみねH-250型
燃焼方式 順送式ストーカー
燃料 木屑チップ 14.65 MJ/kg(LHV)
蒸発量 8.85 t/h
蒸気圧力 3.1 MPaG
蒸気温度 320 ±7 ゜C
発電量 1.3 MW
項 目 単位 計画値 運転値
ボイラ総合効率 % 84 84
NOx ppm 250> 190
SOx ppm 53.7> 21
ばいじん量 g/Nm³ 0.04> 0.006

いいづな お山の発電所資料

いいづな お山の発電所PRビデオ (WMV 約11分)
本発電所で発生した電機は、長野オリンピックのボブスレー・リュージュ会場へも送電されています。
 

(1)いいづな お山の発電所全景

(2)長野オリンピック会場へ送電

(3)ボブスレー・リュージュ

(4)ボイラ断面

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