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山形県鶴岡市のバイオマス発電所が本格稼動
  • #H型
  • #バイオマス

山形県の庄内地方に、㈱鶴岡バイオマス発電所が建設され2015年12月下旬より本格稼動に入っています。鶴岡市庄内の3つの森林組合と、製材会社トーセン(栃木県)、新潟県の木材加工協同組合が共同で、庄内南工業団地に建設していたバイオマス発電所で、県の発表によると庄内地方では初のバイオマス発電所とのことです。
人口減少に歯止めをかけ発展を図る、鶴岡市の「鶴岡ルネサンス」や、県のエネルギー戦略として、また再生可能エネルギーの導入拡大のため、地域の森林資源を活用する「やまがた森林ノミクス」を推進している山形県で、これまで、未利用になっていた森林バイオマスが、新たな産業と雇用を生み出し、地域経済の活性化と、地球温暖化防止の一端を担ってゆくのです。
設備の心臓部にあるボイラは、当社が株式会社トーセン(栃木県)殿の那珂川発電所に一昨年納入・稼動しているH-600型高性能バイオマスボイラと同型で、燃焼装置も同じ低質燃料にも対応した、摺動部とトラベリングストーカーを組み合わせたコンビネーションタイプです。
2015年7月、将来の私たちの社会生活を決定付けることとなる、政府の長期エネルギー需給見通し(2030年のエネルギーミックス)が発表されました。それによると2030年のバイオマスエネルギーの供給目標は現在の3倍以上としています。再生可能エネルギーへの県や市の支援の、強力な追い風を受けるクリーンなエネルギーの導入で、同発電所は、地域経済の活性化の為、山林の活性化による森林資源循環の仕組みづくりを目指します。

写真
竣工式

ボイラ・タービン仕様

ボイラ型式よしみね水管式ボイラ H-600型(二胴自然循環式水管ボイラ)
数量1 基
最高使用圧力4.8 MPa
最高使用温度400 ℃
使用燃料原木チップおよびバーク
最大蒸発量17.0 t/h
蒸気タービン型式抽気復水式
発電所出力1995 kW
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